東大卒が教える「真・健康」への道

「潜在能力を発揮でき、健康も維持できる情報・考え方」をブログを介して発信しています。

打倒!本番の緊張

こんばんは。まさるです。
今日は自炊でサバのそぼろ丼を作りました。大変美味しかったです(笑)
料理をされる方お魚を焼くのが億劫という人には鯖缶などの缶詰は大変お勧めです。
バリエーションについては…皆様の想像力にお任せします。。。

何のブログかわからなくなりそうなので本題に参ります(笑)

さて、本日のテーマは「緊張への対策」です。
大舞台に立った経験のある方はあの身がひりつくような、心臓の鼓動が高まるのを感じられるような
そんな緊張感を持たれた事がおありでしょう。

緊張感については「良い緊張」と「悪い緊張」があります。
良い緊張は「適正緊張」、悪い緊張は「過緊張」と呼ばれます。
大舞台で周りの声とかが気にならなくなる時とか有りますよね?その時は適正緊張になっており、集中力を高めてくれているといえます。
逆に頭が真っ白になってしまう、火照りが止まらないなどの現象に苛まれる方は過緊張になっている可能性大です。いわゆる脳のオーバーヒートですね。

適正緊張の有用性に関しては「ヤーキーズ・ドットソン」という方がネズミを用いて実験されていまして、
「適度に緊張している場合、学習速度が約2倍に上昇する」という実験結果が出ています。
つまり、適正緊張時には人間にも能力の向上が見込めるという事です。

でもこれって実感有りませんか?妙に本番の方が強い人とか周囲にいらっしゃると思います。
オリンピックみたいな大舞台で世界記録更新される事ってしばしばありますよね!
よって、「適正緊張」を保つ事が当人のポテンシャルを最大限まで引き上げるコツとなります。

さて、その過緊張を防ぐためにはどうすれば良いのか。
皆様いろんな対策を取られているとは思います。
深呼吸であったり、音楽を聞いたり…とても素晴らしい事だと思いますね。

そもそも緊張を呼び起こす原因は3つ有ります。
1.交感神経の過剰な興奮
2.セロトニン分泌の減少
3.ノルアドレナリン分泌の上昇

…何言ってるのか分からないかもしれませんね。解説していきます。

1.交感神経の過剰な興奮
人間には様々な臓器の働きをコントロールする「自律神経」という神経がありまして、
「交感神経」と「副交感神経」に大別されます。
ざっくり言うと、交感神経は昼活動する時に働き、
副交感神経は夜リラックスし、睡眠を誘発するために働く神経です。
つまり交換神経が興奮状態に入るということは、体の中が
「働け働けーーーー!!!」…となっている状態です。そりゃ緊張もしますよね(笑)

2.セロトニン分泌の減少
セロトニンというのは…簡単に言うと「幸せを感じる物質」です。
これが分泌されなくなる…という事は不安に感じる事が増える。ということですね。
不安に感じたら…「やばいやばいどうしよう」ってなりませんか?
それが過緊張を誘発していくわけです。

3.ノルアドレナリン分泌上昇
ノルアドレナリンは「危険を感知する物質」でして、生物には必要不可欠な物質です。
(例えば、獲物に追いかけられる時に危険を感知出来なかったら、捕食されてしまいますよね?)
これが分泌されるという事は、自らの体に危機が迫っている(と脳が感知する)わけです。
極限状態に置かれたら…そりゃ焦りますよね??

以上の3つになります。
まず対策法としては「緊張の原因が以上の3つである事を把握する」ことです。
対策をする際にどれが原因かを知る事でより効果的な対策を考えられると思いますので。

具体的な対策法については次回以降で解説していきます。

 

ではまた。