東大卒が教える「真・健康」への道

「潜在能力を発揮でき、健康も維持できる情報・考え方」をブログを介して発信しています。

ノートの取り方について(2)〜書く事の重要性〜

こんばんは。

 

ついに全国で緊急事態宣言が発令されそうですね。

必然的に経済が回らない状況になってくると、お金だけでなく

人の心にも淀みが発生してしまいがちです。

 

水が同じところに留まっていると腐ってきてしまうように

今の時期に「停滞」という選択をしてしまうと「退化」と同義になってしまいます。

このブログを読んでる皆さんは物理的な移動は困難にせよ

前進する心を忘れないようにしてくださいね!!

さて、今回は「紙ノート」の勧め、第二弾ですね。

今回は勉強する上でどんなポイントに気をつければ良いのか、について書いていきます。受験生必見ですね!!

 

 

ノートを使う目的を明確に

 

今巷では様々なノート術が蔓延っています。

 

僕は割といろんな人のノートの書き方に関心が強いので

本を立ち読みとかで読むことが多いのですが・・・

どれも素晴らしい点が多くて尊敬してしまいますね。

ただ、どのノートの書き方にも共通して言えることは、

「ノートの使用目的を明確にすることが最大限に活かすポイント」

ということだと思います。

 

例えば…数学のような言葉による論理展開が少ない教科の場合。

無地のノートを使って乱雑に式を書きなぐっていたら

自分がどんな計算をしていたか、論理の展開が見えなくなってしまいますよね?

なので計算の枠を別に設けたり、雑記帳に計算だけは別にやることや

計算式を整然と並べる工夫などが必要になってきます。



しかしながら図解を必要とする物理や科学、歴史の体系図などは

整然と並べるだけでノートが見やすくなる訳ではないですよね??

カテゴライズして樹形図のようにノートに書いたり、

図にコメントを挿入したり…

そのためにはある程度自由に書ける空間の確保などが必要ですよね。

整然と並べることだけが全てではないことも多くあります。

 

僕は今でこそ関心はありますが、

中学・高校の時にはノート術に関心がありませんでした。

ただ、当時のことを思い返したり、当時のノートを見ると

各教科でノートの取り方が全然違い驚きました。

目的別に応じて、数学の式は整然と書き、

理科は罫線にとらわれずにノートを書くということが自然と出来ていました。

 

なのでもし「どのノート術を使うのが正解なのか?」で悩んでいる人がいれば

「自分がどんな勉強をして、どのノート術を使えば

自分の頭の中の思考・映像を効率良く落とし込めるか」という観点から

選ぶと良いと思いますね。

ノートに関しては自己流で模索して見つけ出すのもgoodだと個人的には思いますよ!

 

見やすいノートは余白を重宝

僕はプロフィールにも書いた通り東大生だったので、

必然的に東大生のノートを見る機会が多かったのですが…

 

そこで一つ気がついた傾向がありました。

 

…皆が「東大式ノートの取り方」を実践していた、とかじゃないですよ??

一学年3000人いたら3000通りのノートの取り方があるので(笑)

 

それは「余白が多い」ということです。

どんな人のノートを見ても文字と文字の間に間隔は大きく空いており、

文字を書くスペースもそれなりにゆとりを持って確保していました。

これは実際非常に重要なことです。

どうしても勉強が出来ない人というのはノートを書きなぐりがちですし、

ノートのB5一枚に情報を詰め込んでしまう傾向にあります。

でもそれをすると見返しても非常に読みづらいんですよね。

結局見返さず終わる…ことになり、学習効果が半減してしまいます。

 

なので心持ちとしては

「ノートは勿体振らず盛大に使う」という意識でいると良いですね。

 

ノートの最大意義は「見返した時に復習の効率が上げられるかどうか」

 

前項でノートの内容を見返す話になりましたが、

学習に於いて重要な要素である「復習」をする上で

ノートは重宝するツールとなります。

情報を凝縮し、それを表現してますからね。

ということはですよ??

良く板書を写すだけ、というノートの使い方をする人がいますが、

それってとても勿体ないと思いませんか?

書き方によって情報をいくらでも凝縮できる。

つまり「先生の話している事」も記録媒体として落とし込めば

最高の復習ツールへ近づきますよね??

 

という事で、「聞き」「見て」「(場合によっては)話した」

情報を全てノートに書き記す気持ちが大切になってきます。

ぜひ実践してみましょう。

「そんなに書いていたら書く内容多すぎて追いつかないよ…」

お気持ちは分かります。それを防ぐために少なくとも

自分が「へえーそうなんだ!」と関心を持った(知らない知識を学んだ)だけは

「端的な言葉」で書き記しておきましょう。

 

印象が強かった言葉を書いておけば、

エピソード記憶によって芋づる式に記憶が再生されるはずなので、

時間がある時にノートに起こせばOKです。

 

いかがでしょうか。

ノート一つ取っても奥が深いですよね。。。

 

以上の点を意識して明日からのノート作りに励んでください!!

 

ではまた。